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すずメッキ線のはんだ付けにはご注意

ビーコンの菅原です。

バラックで配線をする時にすずメッキ線を使うことも多いのではないでしょうか?

特にグランド線など電源線を這わせるのにいいですね。また、他の線と交わらない短い配線などにも良く使われます。

売り文句として「ハンダ付け性が良好」と書いてありますが、ちょっと取り扱いの注意が必要なんですね。

すずめっき線
ウチにあったもじゃもじゃすずめっき線。いつもこうなってしまう。

すずメッキ線を手で触るので油脂がついて、はんだがうまく乗らないことがあります。

すずメッキ線のはんだ付け不良は見た目には分からず、動作不良でテスターを当てて初めて気がつくことが多いので、ここで時間が無駄になってしまいます。
もっと厄介なのは、開発中ははんだ付け不良があってもすずメッキ線と端子が接触していることで導通していたために正しく動作していたのが、時がたってちょっとした振動とか、表面の酸化によって導通がなくなってしまうことです。
バラック基板の信頼性の低さはこういうところも一因かと思います。

はんだ付けする前にキムワイプなどでちょっとこすってあげて、油脂を取るようにしてください。


私は半田付けするときにはリード部品の不要なリード部分をせこせこと取っておきます。
これをすずメッキ線の替わりに使います。
リード部品のリード
リード部品の足ですな


リード部品のリード部分ははんだめっきされているので、ハンダ付け不良は起こりません。

お試しあれ

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はんだごてについて

こんにちは、ビーコンの菅原です。

今日ははんだごての選び方ということで、一番基本的なところからお話ししましょう。

ホームセンターでも非常に安い価格ではんだごてが売られています。
初心者だから一番安いやつでというのは大きな間違。

はんだごては最初からある程度のグレードを購入することをお勧めします。


はんだごてを値段順に並べると

ニクロム線ヒータ

セラミックヒーター

温度調節付き(一体型)

ミニステーション

ステーション

となります

温度調節付き(一体型)だと、下は5000円くらいからでしょうか?
温度調節付きの70W位のもの、たとえば gootのPX-201をお勧めしますが、最低でもセラミックヒータータイプの購入しましょう。

http://www.goot.co.jp/detail.html

こてと一緒に 交換用のこて先があります。できれば全種類購入して一通り試すのがいいのですが、店員さんに相談してアドバイスしてもらったり、売れているこて先を教えてもらうといいと思います。

ちなみに私はCカットの丸棒タイプを愛用しています。(円筒型で斜めにカットしてあるやつ) 付属でついてくる円錐型は私は使いません。

紹介したPX-201用では PX-2RT-3C とかPX-2RT-4Cなどになります。

電子工作で細かい作業が多いからと細いこて先を購入したくなりますが、たいてい使い物になりません。
できる限り大きなこて先を使いましょう。

最近感じるのははんだごて自体の性能も大切ですが、できるだけ熱容量を大きくすること、、、簡単にいえば、許す限り大きいこて先を使うことが大切だと思っています。大きな小手先にすることでむやみに温度を上げなくても作業ができるので、却ってICの熱破損などをおこさなくなりますよ。

趣味でお使いならば、作業性や出来栄えの理由から、鉛フリーハンダは使わなくていいので、鉛フリー対応かどうかはあまり気にしなくても良いです。

あとは、細かい話しになりますが、企業向けの上級モデルだとはんだごての温度設定を個人でできないようにしているモデルもあります。
また、温度設定をデジタルでボタンで一度単位で細かく指定できるものもあります。
ISOや作業マニュアルでお客様にコミットする形で何度と決められているからだと思います。

こういうのはやっぱり使いにくい。私は手で簡単に回せるつまみで温度設定ができるものを使っています。


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ハンダ付け職人 野瀬昌治

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割り込み関数は一つのファイルにまとめるべきではない

こんにちは、ビーコンの菅原です。

最近はマイコンのプログラムを作ろるとき、たいてい New Project のウィザードで作ることになります。
マイコンの種類も多いしこれはこれでとても便利ですね。

昔はヘッダファイルも、C言語用、アセンブラ用の二種類を自分でイチから作っていたことを思うと隔世の感があります。っていうか隔世ですね。

さてさて、ここで問題なのですが、ウィザードが終わると、たいてい割り込み処理を全部まとめて intprg.c みたいな名前のファイルにまとめてあります。

intprg.cがあるプロジェクト(C言語)


これはこれでよろしいんですが、このファイルの中に割り込み処理をそのままプログラミングすることが多いのではないでしょうか?


こうすると、ペリフェラルを他のプロジェクトに移植するときにはペリフェラルのファイルと割り込みファイル、ヘッダなどを見ながら、どの変数を使っているかなどを考えながら作業しなくてはなりません。
また、割り込み処理のファイルに分けてあると、そのファイルに関数内の定義や宣言を公開しなくてはならないというのも、気持ちが悪い。


私は通常、自分で自由にファイルを作れる開発体制の場合には、ペリフェラルごとにファイルを作り、そのペリフェラルに割り込みがあれば、ペリフェラルのファイル内に記述するようにしています。
こうすることにより、別のプロジェクトを開発するときには、同じペリフェラルを使う場合には、そのファイルを移動するだけでよくなり、手間が少なくなります。
最近はありがたいことに、同一シリーズのマイコンであれば割り込みベクタも同一の場合が多いので、本当にファイルコピーだけで済むこともおおいので便利ですね。


マイコンのプログラムサイズはあまり大きくならない場合も多いのでうるさく言うのも何なのですが、保守性をよくするという意味でも、このようなやり方がよいのではないかと思います。

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R8Cシリーズのパッケージの欠けについて

ビーコンの菅原です。
いつもお世話になります。


R8Cマイコンでちょっぴり変なところ。

ICの外形で欠けているところが、パッケージによってちがいます。

たとえば 48PINでは 1番ピンのところが欠けています。
普通はこういうパッケージになりますね。
ルネサスR8C48Pinピン配置

でも 64Pinでは 17番ピンのところが欠けているんですねー。

ルネサスR8C64Pinピン配置

普通は欠けているところが一番って思います。
過去、実装を間違えられてしまったことがあります。

R8Cマイコンを実装する人たち・・ご注意くださいね。

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R8C/2A,R8C/2BとR8C/3Cの比較

こんにちは、ビーコンの菅原です。

ルネサスのマイコン R8C/36Cについて調べましたのでメモ。
マイコンの仕様書を眺めるてあれこれ応用を考えるのは楽しいですねww
鉄道マニアが時刻表であれこれ夢想するのと似ているかもしれません。


R8Cは 1x シリーズから 2xシリーズ、それからいろいろいなバージョンが増えてきましたが正当な後継シリーズは3xということになるでしょう。
3xシリーズはずいぶんと前から宣伝をされていますが、入手が容易になってきたので選定するマイコンの選択肢に入ってきました。


1xシリーズから2xシリーズへの移行は三菱系のペリフェラルから日立系(H8)のペリフェラルが使われるようになりました。

2xから3xはよりブラッシュアップした印象ですね。劇的な変化はありませんが、ユーザーから寄せられた声を丁寧に製品に反映させた印象があります。

あと、H8/300シリーズのときのようなこちらが追い付いていけないぐらいの型番、シリーズの増加はいまのところ見られません。長期展望を持ってシリーズを作っているのではないかと思います。


ここでは、おなじ64Pin の2xシリーズのマイコンR8C/2A,R8C/2B と 3xシリーズのR8C/3Cを比較してみました。
気付いたことをアトランダムにメモっていきます。

・コストパフォーマンスが良くなっている。

・デバッガを使っていてもUARTは全部使えるっぽい R8C/3xからの共通の仕様でしょうか。

・SCL2,SDA2という端子があるが、これは UART2のペリフェラルにある簡易I2Cという機能でI2Cとは違う。

・電源端子が2本すくなくなっている(ポートとして使える端子が2本多くなっている)

・ピンの互換性はない。

・FlashROMの構造が変わったようだ。

・タイマーが増えてる。

・オンチップオシレータの高精度化&絶妙なクロックを設定できるようになった。非同期式シリアル通信で一般的な通信速度で誤差が出ないようになっている。
2xシリーズまでは通信に使う場合には20MHzのセラミック発振子(セラロック)を使うのが一般的な使い方でした。3xシリーズでは通信を行う場合でも外部に振動子を付けずにオンチップオシレータのの構成で行くことが多くなりそう。

・DTC/コンパレータが装備されている。

・電源電圧が 2.2V-5.5Vから1.8V-5.5Vの範囲になった

・駆動力Hiにできるポートが増えたり、ポートの設定をより細やかに変えられるようになった

・低容量のROMのラインナップが増えた

・同じROM容量の製品を選ぶとRAM容量が増えている。

・ひとつの端子に複数の機能が割り当てられ過ぎていて、煩雑&設定がめんどうな印象。

聞いた話によると ルネサスとNECが統合したことにより、低価格ワンチップマイコンはNECのマイコンコアをつかった RL78シリーズに力をいれていくそうで、R8Cシリーズは今後新たな展開はしなくなりそうだとのこと。

いままでR8C使ってきた人が新たな開発をする場合には R8C/3xシリーズから選定するのが順当かと思います。(生産数と開発工数を天秤にかけ、今まで使っていたマイコンをそのまま使うという選択肢も正しいですが)
その他 USBなど特殊機能や低消費電力に特化したものもあるので、それらを使うといいでしょうね。

逆にいままでR8C使っていない人がルネサスの低価格マイコンを選定する場合には RL78シリーズをお勧めします。

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